墨東奇譚の音楽作業中、
例によって中田監督からいくつかギャグが披露された。
さすがに東大出身だけあり、IQの高いギャグを連発されたが、
いまいち頭の悪い私には理解できなかった。
しかし帰り際、エンジニアのF氏が突然
「だれときたん?」
「ぼくときたん」
と言った瞬間、中田監督はひどくショックを受けたみたいで、
ちくしょう、ちくしょう、と小声で何度もつぶやいてお帰りになった。
F氏の圧勝に間違いなく、ちょっとかわいそうだった。
■ 雑記帳 2002年分 |
■ 2002年12月21日(土曜日) |
墨東奇譚の音楽作業中、 例によって中田監督からいくつかギャグが披露された。 さすがに東大出身だけあり、IQの高いギャグを連発されたが、 いまいち頭の悪い私には理解できなかった。 しかし帰り際、エンジニアのF氏が突然 「だれときたん?」 「ぼくときたん」 と言った瞬間、中田監督はひどくショックを受けたみたいで、 ちくしょう、ちくしょう、と小声で何度もつぶやいてお帰りになった。 F氏の圧勝に間違いなく、ちょっとかわいそうだった。 |
■ 2002年12月12日(木曜日) |
今日事務所で打ち合わせをしていると、 「V社のSさんから電話が・・・でも、酔ってないみたい」 とスタッフから言われる。 前回の一件もあるため、こちらもつい慎重になってかまえる。 しかし「誰?V社のS・・・?じゃ、アタシがでるわ」と、 なんと目の前にいる三ツ矢雄二さんが電話を取った。 よし!さあ下品なことをいいやがれ! と思っていたら、敵もさるもの、 いわねえでやんの。 カンいいなー。 |
■ 2002年11月11日(月曜日) |
一昨日、仕事をしているとV社のS氏から電話があった。 電話を取ったスタッフにS氏が酔っぱらっているのかどうか訊いたが、 よくわからないが騒がしい場所からの電話、とのことであった。 時間は午後9時を少し回ったところで、なんとも微妙だ。 まあいいか、と思い電話に出る。 少々不安に思いつつも「キ○○マでーす!チ××ですかー!」と私は言った。 当然、さらに下品な答えが返ってくるものと思っていたが、 「なにアホなこというとんのや、しょーもないやっちゃな!」 と聞き覚えのある声で相手は言った。 ・・・田中公平さんだった・・・。 |
■ 2002年10月23日(水曜日) |
「取締役島耕作」の1巻目をダブって買ってしまった。 いっしょに買った「Dr.コトー」は大丈夫だったのに・・・。 「ゴルゴ」とかもたくさん出ているから気をつけなければヤバイ。「こち亀」もだ。 しかし、100巻を越えるゴルゴならともかく、いきなり1巻目でダブるってのは・・・。 大丈夫なのか、自分! もう6冊くらいやってるぞ! |
■ 2002年10月3日(木曜日) |
今度の26日の深夜、東京ファンタでBLOODYが上映されるということで、 ファンタのサイトでBLOODYの上映スケジュールを見てみると、 ゲストマークを示す「G」の文字が。 フランスから監督のジュリアンか誰か来るのかな?と思っていたら、 ゲスト:川井憲次と書いてあった・・・。 |
■ 2002年9月13日(金曜日) |
夏も終わり、街から蝉の声が徐々に消えゆく頃、 スーパーの棚からも冷やし中華が徐々に消えてゆく。 思えば今年の夏も冷やし中華をたくさん食べた。 時には、ゆであがった麺をザルに移そうとして、 沸騰したお湯を左手に思いっきりかけてしまったり、 つながっているおツユの袋を切り分ける際、 ミシン目からコースが大幅にそれて貴重なおツユを半分以上こぼしてしまった等、 悲しい出来事もあったけれど、やっぱり夏は冷やし中華だ。 今日、行きつけの24時間営業のスーパーで入荷状況を確認したところ、 好きな銘柄はまだあったものの、なんとなく少なくなってきたような気がする。 毎年、最も夏の終わりを感じる少し寂しい瞬間である・・・。 一年中買えればいいのに、と心底思う。 |
■ 2002年7月28日(日曜日) |
ついに、と言うか、やっと、と言うか、今さら、と言うか・・・。 長年慣れ親しんできたシーケンサーから、G4+デジタルパフォーマーに変えることにした。 理由は、シーケンサーのトラック数が足りない(QXは16tr)ことと、 長く複雑な曲に今のシステムでは対応できなくなってきたためである。 デジパは内外のプロにも好評なシステムだけに、素晴らしい性能であるには違いないのだが、 なにしろ使い方が超チンプンカンプンで、早くも挫折しそうだ。 ともあれ大森俊之君に電話してみるものの、何を質問していいのかもわからないから ただの世間話で終わる。 もう、来週からレコーディングが始まっちゃうってのに、どーしよーっ! |
■ 2002年7月5日(金曜日) |
ふとしたキッカケで、S&Bのホンコンやきそばのことを思い出した。 このやきそばは35年以上前に発売され、その後東京の市場より完全に姿を消したため、 当時大好きだった私は大変寂しい思いをしたものである。 しかし10年ほど前、偶然にも海水浴で行ったグァムのとあるスーパーで発見したのだ。 驚喜した私は早速購入し、作って食べたところ、その懐かしい味に胸がいっぱいになった。 ただ、よく見たら賞味期限がとうに過ぎており、懐かしさだけで胸がいっぱいになった訳では なかったみたいだ。翌日、下痢にならなかったのはまさに僥倖と言える。 まあ、万が一海の中で漏らしてしまっても、どうせ流れてしまうため問題はないだろう。 どう考えても固形じゃないからだ。 もっとも、しばらくは海パンの中がとんでもないことになるが・・・。 さて、そのホンコンやきそばをまだ売っている所をインターネットで発見した。 いてもたってもいられず早速注文し、なんと、今日30個届いたのである! むろん、賞味期限切れなどではない。 超うれしい。 |
■ 2002年6月2日(日曜日) |
夏の一日を思わせるような半袖姿の人々が目立つ今日、 水辺でのレジャーにも多くの若者達で賑わいを見せる中、 千代田区一口坂においてストリングスとブラスのレコーディングが行われました。 一方、品川区では、南の天王祭が今年も盛大に開催され、 多くの人々が祭りを楽しむ姿が見られる中、 千代田区一口坂においてストリングスとブラスのレコーディングが行われました。 この祭りは、毎年楽しみにしている人も多く、 この祭りのために一年間働いている人もいる位ですが、そんな中、 千代田区一口坂においてストリングスとブラスのレコーディングが行われました。 |
■ 2002年5月8日(水曜日) |
先日、ソウルで行われている「ソウルアニメーション国際映画祭」から帰ってきた。 とにかく今回は出発ギリギリまで仕事をしていたため、ヘロヘロになりながらの出国であった。 しかも、N'EXがゴールデンウィークのためチケットは完売、というオマケつきである。 やっとソウルに到着するも「どよん」とする身体はいかんともしがたく、ビールでごまかす。 しかしその夜、私はなんと3時間ごとに目を覚ますことになった。 それも朝と勘違いするくらい目覚めがいいのだ。 それでも無理矢理寝たのだが、翌朝の元気なことと言ったら! そう、前日に6年物の高麗人参など、韓国料理を大量に食べたからなのであった。 確かに身体によいとは聞いてはいたものの、これほどとは思わなんだ。 恐るべし、韓国料理である。 しかし、東京に帰ってきてからというもの、徐々に不調の兆しが・・・。 うんこも出ないし・・・。 |
■ 2002年4月7日(日曜日) |
先日の舞台挨拶の時、袖でスタンバッていると、出渕氏が「川井さん、これ・・・例の」と一枚のハガキを手渡してくれた。それは美しいラーゼフォンの絵が印刷してあるハガキであった。 しかし、よく見ると汚い文字や絵がめちゃくちゃに書かれてあり、有り体に言って小学生の年賀状以下に思えた。しかもその内容たるや、公衆便所の落書きをも遥かに凌ぐ凄まじく下品なものであり、私の口からはとても言えないようなことがハガキいっぱいに書かれているのだ。 さすがに書いた張本人のV社のS氏も、あまりのひどさに投函できず、その場に居合わせた出渕氏が持ってきたもの、とのことであったが、後日S氏に問いただすと、あれは脚本のY女史がやったことで自分は関係ない、と全面否認。 こうなったらスキャナーで読み込んで公表することも考えたが、一般的に私も同類と疑われることは間違いなく、品性が問われる結果となるのは職業上好ましくない。 現在、事務所ではそのハガキの処理について目下検討中である。 |
■ 2002年3月9日(土曜日) |
今日、事務所の机の上を何気なく見ていたら、 さんさい とり というメモを発見した。 あ、山菜採りに行けそうなのかな、と思い、すごく喜んだ。 ワラビやタラの芽は大好物だし、ふきのとうもおいしい。 でも、そんなスケジュールあるのかな、と思い、メモをよく見ると、 さんさい とり そぼろ と書いてあった。鉛筆で「そぼろ」の部分が隠れていたのだ。 これはさっき出前で頼んだ釜飯のメモだ。 悲しい。 |
■ 2002年2月14日(木曜日) |
V社のIさんから、過去の劇場パトのスコアを貸して欲しい、と言われた。 「別にかまいませんが、僕が書いた譜面なんか何にお使いで?」とお訊きしたところ、 新東京国際アニメフェア21というフェスティバルでビクターのブースがあり、 そこで譜面を展示するというのだ。 「えー!すっげーキタナイし、ちゃんと音符とか書いてないし、みっともないからヤだ!」 と言ったものの「水曜日までに用意して下さい」と言われ、渋々譜面を捜すことに・・・。 結局、あったことはあったけど、やっぱりとても展示に耐えられるモノじゃない。 今日、現物を前にそのことをIさんに必死で説明したのだが、聞いてもらえなかった。 しかし問題は、私の他に公平さんと菅野さんのスコアも展示されることだ。 公平さんのスコアは、それはもう美しく緻密に書かれており、それに比べたら私のなんか ほとんど猥褻物陳列罪だ。 菅野さんのスコアだって拝見したことはないが、間違いなく私のより美しいだろう。 何だか、ひどく憂鬱なのである・・・あ、V社って書いても意味ないじゃん。 |
■ 2002年1月31日(木曜日) |
ふふ、カタログというか、価格表が来た。350円分切手を同封すると、送ってくれるのだ。 事務所に送ってもらったから「カツミって何?」と不審がられたが、シカトした。 とにかく私が欲しいのは、京急旧600系、1000系の4両セットだ。 本物と同じようにオールMなのか気になるが、問題はどこに置くかである。 今日、スタッフにそのことをうち明けたら「ひょっとして線路も買うつもりでしょ?」 と言われた。ギクッとして「そ、そりゃあね・・・電車だもん」と言ったら、 全員から猛反対された。 ちぇっ。 |